沖縄の電力市場は変わる? イーレックスがバイオマス発電所を建設
2021年3月の営業運転開始を見込む
イーレックスは沖縄県うるま市に出力4万9000キロワットのバイオマス発電所を建設する。全額出資の発電子会社、沖縄うるまニューエナジー(うるま市)が沖縄県と用地売買契約を結んだ。総工費は200億円以上を見込んでいる。「中城バイオマス発電所」として2021年3月の営業運転開始を予定する。
発電した電力は、沖縄ガス(那覇市)と共同出資した沖縄ガスニューパワー(同)を通じて沖縄県内で販売する。特別高圧・高圧向けの販売から始め、一般家庭に顧客を広げる。電力の調達先も広げながら、将来は「沖縄県内の(電力需要の)1割弱」(本名均イーレックス社長)を獲得する。
バイオマス発電所は経済特区「国際物流拠点産業集積地域うるま・沖縄地区」内に置く。敷地面積は約2万8000平方メートル。港湾に近く、燃料となるパームヤシ殻や木質ペレットの輸送、搬入の利便性の高さなどを評価した。
発電した電力は、沖縄ガス(那覇市)と共同出資した沖縄ガスニューパワー(同)を通じて沖縄県内で販売する。特別高圧・高圧向けの販売から始め、一般家庭に顧客を広げる。電力の調達先も広げながら、将来は「沖縄県内の(電力需要の)1割弱」(本名均イーレックス社長)を獲得する。
バイオマス発電所は経済特区「国際物流拠点産業集積地域うるま・沖縄地区」内に置く。敷地面積は約2万8000平方メートル。港湾に近く、燃料となるパームヤシ殻や木質ペレットの輸送、搬入の利便性の高さなどを評価した。
日刊工業新聞2017年10月18日