コーチは鏡の中にいる!Fun Life、トレーニング用ARミラー開発
Fun Life(東京都目黒区、田巻富士夫最高経営責任者〈CEO〉、03・6451・0346)は、拡張現実(AR)技術を使ったスポーツトレーニング用ミラー「ARC Mirror」の1号機を、10月中旬に都内の子ども向けトレーニング教室に納入する。鏡に表示された手本と自分を重ねて正しい動きを練習できるほか、自分の動きのずれを鏡が検知して修正を促す。1人でも、より専門的な指導を基に練習できる。
ハーフミラーにカメラやセンサーを取り付け、前にいる人を3次元で計測する。練習モードでは、インストラクターの動きをまねて身体を動かし、ずれると次に進めない仕組み。
例えば、肩を後ろに引いているかの違いも判別できる。動きがずれていた時に、どう修正するかフィードバックする機能も搭載する。ヘッドセットが必要な従来のARシステムと違い、トレーニングの妨げにならない。
コンテンツは、納入する施設に合わせて作成する。1号機では、導入施設のインストラクターの動きから作成した。
価格は非公表で、インストラクターの給与と同等程度という。導入施設側は、インストラクターがいない時も指導サービスを提供できる。より高度なトレーニングの普及にも役立ちそうだ。
Fun Lifeは、田巻CEOと黄木桐吾最高執行責任者(COO)が2016年12月に設立した。
ハーフミラーにカメラやセンサーを取り付け、前にいる人を3次元で計測する。練習モードでは、インストラクターの動きをまねて身体を動かし、ずれると次に進めない仕組み。
例えば、肩を後ろに引いているかの違いも判別できる。動きがずれていた時に、どう修正するかフィードバックする機能も搭載する。ヘッドセットが必要な従来のARシステムと違い、トレーニングの妨げにならない。
コンテンツは、納入する施設に合わせて作成する。1号機では、導入施設のインストラクターの動きから作成した。
価格は非公表で、インストラクターの給与と同等程度という。導入施設側は、インストラクターがいない時も指導サービスを提供できる。より高度なトレーニングの普及にも役立ちそうだ。
Fun Lifeは、田巻CEOと黄木桐吾最高執行責任者(COO)が2016年12月に設立した。
日刊工業新聞2017年10月6日