自分の見たい選手を追いかけられる映像生成システム
キヤノン、視聴者視点の映像生成システム開発
キヤノンは21日、視聴者が視点を自由に選べる映像を生成するシステムを開発したと発表した。サッカーやラグビーなどスポーツイベントでの採用を目指す。多方向から撮影した映像を用いて高精細な3次元(3D)空間データを構築し、その空間内で仮想カメラを動かして視点を選び、映像を見る仕組み。
例えば、タブレット端末の画面で操作し、好きな選手を追いかけられるほか、選手の一員になったような臨場感のある映像を体験できる。
実証実験では、サッカー場やラグビー場の競技エリアの周囲に複数台のカメラを設置した。カメラをネットワークでつないで同じタイミングで撮影し、画像処理によって3Dデータに変換する。カメラが多いと、より高精細な映像にできる。
短時間かつ低コストで作成できるよう、今後も改良を続ける。また、仮想現実(VR)システムや、チーム・選手の強化にも利用できるとみている。
例えば、タブレット端末の画面で操作し、好きな選手を追いかけられるほか、選手の一員になったような臨場感のある映像を体験できる。
実証実験では、サッカー場やラグビー場の競技エリアの周囲に複数台のカメラを設置した。カメラをネットワークでつないで同じタイミングで撮影し、画像処理によって3Dデータに変換する。カメラが多いと、より高精細な映像にできる。
短時間かつ低コストで作成できるよう、今後も改良を続ける。また、仮想現実(VR)システムや、チーム・選手の強化にも利用できるとみている。
日刊工業新聞2017年9月22日