パナソニック、同乗者が映らない電子インナーミラーをトヨタに
パナソニックは25日、トヨタ自動車向けに同乗者が映り込まない「電子インナーミラー=写真」の出荷を始めたと発表した。後部窓の内側に配置したカメラ映像を表示する。カメラの視野角は40度で従来型ルームミラーより20度広く、後方の視認性を向上できる。トヨタが9月下旬からミニバンとスポーツ多目的車(SUV)計4車種のオプション品として、消費税抜きの販売価格5万5000円で発売する。
手動レバーで従来型ミラーと切り替えられる。ヘッドランプと連動する夜間モードは、後続車両のヘッドランプのまぶしさを画像処理で抑える。パナソニックのカメラと液晶ディスプレー技術、スペイン子会社のフィコサが持つミラー技術を組み合わせて開発した。
手動レバーで従来型ミラーと切り替えられる。ヘッドランプと連動する夜間モードは、後続車両のヘッドランプのまぶしさを画像処理で抑える。パナソニックのカメラと液晶ディスプレー技術、スペイン子会社のフィコサが持つミラー技術を組み合わせて開発した。
日刊工業新聞2017年9月26日