三菱ふそう、世界初の量産型電気小型トラックを日米欧に投入
20年までに中・大型トラックでの電動車両も
三菱ふそうトラック・バスは、世界初の量産型電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨーク市で発表した。2017年度から日米欧市場に投入する。
国内向け車両は5月から川崎工場(川崎市中原区)で、欧米向けは7月から同社のトラマガル工場(ポルトガル)で生産を開始した。現在の受注数は150台。三菱ふそうは今後2年間で、さらに500台の生産を計画する。
北米向けに発表したeキャンターは、車両総重量(GVW)7・5トンクラスの車両。1時間の直流急速充電で100キロメートル以上の航続距離を実現した。電気駆動システムには、最大出力129キロワットのモーターと360ボルトの高電圧リチウムイオンバッテリーパック6個を搭載した。三菱ふそうは、従来のディーゼル車両と比べ走行1万キロメートル当たり最大1000ユーロ(約13万円)のコスト削減が可能とみている。
国内向け車両は5月から川崎工場(川崎市中原区)で、欧米向けは7月から同社のトラマガル工場(ポルトガル)で生産を開始した。現在の受注数は150台。三菱ふそうは今後2年間で、さらに500台の生産を計画する。
北米向けに発表したeキャンターは、車両総重量(GVW)7・5トンクラスの車両。1時間の直流急速充電で100キロメートル以上の航続距離を実現した。電気駆動システムには、最大出力129キロワットのモーターと360ボルトの高電圧リチウムイオンバッテリーパック6個を搭載した。三菱ふそうは、従来のディーゼル車両と比べ走行1万キロメートル当たり最大1000ユーロ(約13万円)のコスト削減が可能とみている。
日刊工業新聞2017年9月19日