大和ハウス新社長は元神鋼のラガーマン

芳井敬一専務執行役員が昇格へ

 大和ハウス工業に入社したのは32歳の時。それまでは神戸製鋼所に在籍し“ラガーマン”だった。大和ハウス入社後は営業畑を歩む。「初めて実施した支店長試験の合格と(幹部候補を発掘する)『大和ハウス塾』の1期生に選ばれたことをきっかけに今の自分がある」と自覚する。

 5日に樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO)から「逃げるなよ」と打診を受けた。首位ではない戸建て住宅などの部門に「負けている理由が気にくわない」と物腰柔らかながら、強気な一面も。樋口会長は「総合力が高い」と評する。

 趣味は舞台鑑賞やスポーツ観戦。企業理念と同じ「事業を通じて人を育てる」が座右の銘。2055年度の100周年に、売上高10兆円という大目標に向け「最後は人」と説く。
(文=大阪・香西貴之)

【略歴】
芳井敬一(よしい・けいいち)81年(昭56)中央大文卒。90年大和ハウス工業入社。11年取締役上席執行役員、16年取締役専務執行役員。大阪府出身。

日刊工業新聞2017年9月18日

日刊工業新聞 記者

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09月18日
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大和ハウス工業は芳井敬一取締役専務執行役員(59)が11月1日付で社長に昇格する人事を内定した。大野直竹社長(68)は健康上の理由で特別顧問に就く。樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO、79)は留任。営業本部長と海外事業の双方を指揮した芳井氏の手腕に今後の成長を託す。記者会見で芳井氏は「住宅メーカートップでも部門別で見るとそうでない。総合力を高め国内市場に積極的に挑む」と抱負を語った。
(日刊工業新聞大阪支社・香西貴之)

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