大和ハウス新社長は元神鋼のラガーマン
芳井敬一専務執行役員が昇格へ
大和ハウス工業に入社したのは32歳の時。それまでは神戸製鋼所に在籍し“ラガーマン”だった。大和ハウス入社後は営業畑を歩む。「初めて実施した支店長試験の合格と(幹部候補を発掘する)『大和ハウス塾』の1期生に選ばれたことをきっかけに今の自分がある」と自覚する。
5日に樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO)から「逃げるなよ」と打診を受けた。首位ではない戸建て住宅などの部門に「負けている理由が気にくわない」と物腰柔らかながら、強気な一面も。樋口会長は「総合力が高い」と評する。
趣味は舞台鑑賞やスポーツ観戦。企業理念と同じ「事業を通じて人を育てる」が座右の銘。2055年度の100周年に、売上高10兆円という大目標に向け「最後は人」と説く。
(文=大阪・香西貴之)
【略歴】
芳井敬一(よしい・けいいち)81年(昭56)中央大文卒。90年大和ハウス工業入社。11年取締役上席執行役員、16年取締役専務執行役員。大阪府出身。>
5日に樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO)から「逃げるなよ」と打診を受けた。首位ではない戸建て住宅などの部門に「負けている理由が気にくわない」と物腰柔らかながら、強気な一面も。樋口会長は「総合力が高い」と評する。
趣味は舞台鑑賞やスポーツ観戦。企業理念と同じ「事業を通じて人を育てる」が座右の銘。2055年度の100周年に、売上高10兆円という大目標に向け「最後は人」と説く。
(文=大阪・香西貴之)
芳井敬一(よしい・けいいち)81年(昭56)中央大文卒。90年大和ハウス工業入社。11年取締役上席執行役員、16年取締役専務執行役員。大阪府出身。>
日刊工業新聞2017年9月18日