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200年以上の利用を可能にする瀬戸大橋、高さ175mでの作業

主塔から延びるメーンケーブル、地道に爽快に点検
200年以上の利用を可能にする瀬戸大橋、高さ175mでの作業

直径約1メートルのメーンケーブルをメンテナンスする(香川県坂出市の与島)

 「う~気持ちいい」。高さ175メートルの主塔から延びるメーンケーブルに一歩踏み出せば瀬戸内海の「冷やっと乾いた風」が全身を通り抜け、穏やかな気持ちで作業が始められる。

 海に浮かぶように延びる瀬戸大橋は、本州四国連絡高速道路(JB本四高速)が維持管理をする。

 世界最大級のつり橋部となる南・北備讃瀬戸大橋の支間長は最大1100メートル。この間を結ぶ直径約1メートルのメーンケーブルを点検する。作業する社員は海上を足元に見ながら、急勾配に張られたケーブルをてきぱきと点検しながら歩く。

 瀬戸大橋はインフラ長寿命化計画を策定した。計画では200年以上の利用を想定している。
(写真・文=田山浩一)
日刊工業新聞2017年8月17日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
国内の鋼橋新設需要は頭打ちだが、40社ほどが競合しており、価格競争が激しい。メーカーの再編が予想される。

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