コンビニおでんにも「店舗の負担軽減」の波
ファミマは「油抜き」の作業を不要に、中華まんではアイテム数を削減
秋冬に向けたコンビニエンスストアのファストフード商戦が幕を開ける。ファミリーマートは新作のおでんと中華まんを22日に発売する。すでに発売したセブン―イレブン・ジャパンとローソンもおでんのつゆを地域ごとに変えるなど、工夫をしている。味や食感の向上に加え、店舗の作業軽減にも配慮している。
コンビニは気温が下がり始める9月におでんの販売が伸びる。ただ、店舗スタッフにとって、おでん調理は煩雑な作業の一つだ。一部の具材はレジ横の調理器具に入れる前に、油抜きの作業が必要だったが、ファミマは具材の製法などを見直してこれを不要にした。
中華まんの売り上げピークである12月に向け、各社とも肉まんなどの定番品に加え、限定商品を順次切り替えて発売する。ローソンは10月に糖質を抑えた健康志向の商品を出す。ファミマはカウンターに並ぶ商品は約6種類にし、前年より1種類減らす。店舗の在庫負担を減らす狙いだ。
コンビニは気温が下がり始める9月におでんの販売が伸びる。ただ、店舗スタッフにとって、おでん調理は煩雑な作業の一つだ。一部の具材はレジ横の調理器具に入れる前に、油抜きの作業が必要だったが、ファミマは具材の製法などを見直してこれを不要にした。
中華まんの売り上げピークである12月に向け、各社とも肉まんなどの定番品に加え、限定商品を順次切り替えて発売する。ローソンは10月に糖質を抑えた健康志向の商品を出す。ファミマはカウンターに並ぶ商品は約6種類にし、前年より1種類減らす。店舗の在庫負担を減らす狙いだ。
日刊工業新聞2017年08月18日