【新型肺炎】中国から部品が届かない…住宅設備メーカーに打撃

住宅設備メーカーで納期遅れの懸念が広がっている

新型コロナウイルスによる肺炎感染の拡大を受けて中国の生産活動が停滞している影響により、住宅設備で国内の納期に遅れが出始めた。パナソニックやLIXIL、TOTOといった住設メーカーが販売店に対し、納品時期が通常より延びると通達を出した。中国では春節(旧正月)明けの企業活動延期や新型肺炎患者の増加により各産業でサプライチェーン(供給網)への影響が広がっている。 中国からの部品調達の遅れにより、水回りや建材関連製品の納品時期が見通せない状況だ。パナソニックはシステムキッチンのほかユニットバスやトイレ、床暖房などで納期が延びる可能性があると、販売店に書面で通達した。 LIXILでは14日以降の受注分について、一部のコンロや食器洗い乾燥機に納期遅延が発生している。それ以外のトイレやユニットバスについて欠品は出ていないものの「今後、中国当局の方針次第ではサプライヤーからの部品供給などが遅れる可能性もある」と懸念している。 TOTOは中国から温水洗浄便座「ウォシュレット」の部品調達が遅れている。今後、ウォシュレット一体型便器やシステムキッチン、洗面化粧台などで納期が遅れる恐れがあるとして、代理店やショールームに告知している。 中国にある7工場のうち3工場はまだ一部が稼働しているだけで、残る4工場についても24日をめどに再開準備を進めている。出社できない人や部品調達先の稼働が遅れているためという。 <関連記事>

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