日本電産、「5G放熱部品」増産へベトナムに新工場

放熱部品と採用イメージ

日本電産は2020年度内にベトナムで新工場を設け、第5世代通信(5G)対応機器向け放熱部品を増産する。18年に買収した台湾の放熱部品大手CCIの放熱技術と、日本電産の微細化と大量生産技術を組み合わせた工場とする。新工場への投資は27年まで継続して順次拡充していく方針。総投資額は約188億円。 現行の4Gと比べ、5Gは通信速度が100倍速くなるため、対応機器類は熱対策がこれまで以上に重要となる。 吉本浩之社長は25日、日刊工業新聞のインタビューでCCIについて「気化熱を利用した熱の逃がし方に優れている」と指摘。ベーパーチャンバーやヒートパイプなど放熱部品の競争力を高め、5G対応の通信基地局やスマートフォン、車載市場向けに展開する。 22年度に冷却ソリューション製品を現状比4倍の売上高1000億円に育てる。ベトナムの新工場は、ハノイ近郊の日本電産のハイテクパーク内に設ける。着工は1月。

続きを読む

関連する記事はこちら

特集