この映像は何人でしょう?キヤノン、深層学習で群衆の数計測

群衆人数のカウント例(同社発表資料から)

キヤノンは、ディープラーニング(深層学習)を基に人の頭部を検出することで、群衆の正確な人数を即座に計測できる映像解析技術を開発した。理論上では、2000万画素のネットワークカメラ「AXIS Q1659」を使用した場合で8万人以上を把握できる。フルHDでも9000人以上に対応可能。領域を指定しての人数や推移もグラフ表示できるため、警備計画の立案や集客状況の把握などに役立つ。 上半身や顔を検出する技術では、人が密集する状況では正確に人数を計れない課題があった。照度が低い映像でも高精度に検出できるほか、俯角(ふかく)で10―65度の範囲で人の認識ができるため用途や設置場所が幅広い。中央演算処理装置(CPU)だけで処理可能にして運用コストや消費電力を抑えた。 キヤノンマーケティングジャパンが提供している映像解析ソフトウエアに、群衆の計測機能やデータのグラフ化機能を追加した「ピープルカウンタープロ」を下旬に発売する。価格は個別見積もり。公共施設やレジャー施設などで需要を見込む。

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