クレーン4基搭載、今治造船が引き渡したばら積み運搬船の仕様
今治造船は、載貨重量4万トン型ばら積み運搬船「CHARIOTEER」を引き渡した。トップサイドタンクを設け、ばら積み貨物以外にも長尺物やコイル、穀物の輸送にも適する。甲板上にクレーン4基とフォールディングタイプのハッチカバーを備えて荷役性を高めた。
高効率プロペラや、船体外板に摩擦抵抗を減らす塗料を採用し、高い推進性能を実現した。二酸化炭素(CO2)の放出抑制指標では、2025年以降の建造船に要求されるフェーズ3要件に対応し、環境にも配慮した。
全長182・93×幅31×深さ15メートル。総トン数2万5240トン。パナマ船籍。