ホンダが大型2輪「アフリカツイン」に新仕様、最大トルク向上
ホンダは2輪車の大型アドベンチャーモデル「CRF1100Lアフリカツイン」シリーズの装備や外観を一部変更し21日に発売する(写真)。エンジン吸排気諸元の最適化や圧縮比アップ、バルブタイミングの変更により最大トルクを高めた。消費税込みの希望小売価格は163万9000円から。シリーズ合計で国内で年600台を目標に販売する。
直列2気筒エンジンを搭載し総排気量は1082cc。最高出力102馬力、最大トルク112ニュートンメートル。バイオ由来で環境に配慮したバイオエンジニアリングプラスチックを透明フロントスクリーンに採用した。デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)搭載モデルではDCTの制御を変更し、発進特性と極低速域のコントロール性を向上させた。
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日刊工業新聞 2024年03月11日