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パンクしない!…ブリヂストンが公道実証、空気充填不要の次世代タイヤの仕組み

パンクしない!…ブリヂストンが公道実証、空気充填不要の次世代タイヤの仕組み

空気充填が不要な次世代タイヤ「エアフリー」の車両装着イメージ

ブリヂストンは、空気の充填を不要にした次世代タイヤ「エアフリー」の実用化に向けた公道での実証実験を3月に始めると発表した。同社の研究開発拠点「ブリヂストン イノベーションパーク」がある東京都小平市近郊の公道で実施する。公道のさまざまな環境でエアフリーの特性や機能を検証し、実用化の準備を進める。

エアフリーは地面に接するゴムとホイールを、特殊な形状のスポークでつなぐ。タイヤ側面に張り巡らせた同スポークで荷重を支え、衝撃を吸収する。タイヤの空気圧管理が不要になり、パンクの心配もなくなる。スポークを青色にすることで視認しやすくし、安全面に配慮した。

接地部分のすり減ったゴムを貼り替えるリトレッドも可能。スポーク部分の樹脂もリサイクルすることで資源の効率的な活用につなげる。

日刊工業新聞 2024年03月01日

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