ヤマハ発動機は、ロードスポーツバイクのヘリテージモデル「XSR900GP」を欧州向けに発売する。「XSR900」をベースに、曲がりくねった道も走行しやすいように性能を高めた。日本での発売は2024年夏以降を予定する。

1980年代のグランプリマシン「YZR500」を想起させるデザインにしたほか、セパレートハンドルの採用やライディングポジションの見直しを行った。ブリヂストン製「バトラックスS23」タイヤやコントロール性を高めたブレーキホースなどを採用し、足回りの機能を向上した。一定の速度を維持するクルーズコントロールシステムを搭載。風などの影響で不意に加速することを防止し、走行時の快適性を高めた。

11月7日にイタリア・ミラノで開幕した「EICMA 2023（国際モーターサイクルエキシビション）」に同車を出展する。