トヨタが小型車「ヤリス」改良、充実した装備は?
トヨタ自動車は小型車「ヤリス」と小型スポーツ多目的車(SUV)「ヤリスクロス=写真」を一部改良した。7・0インチのディスプレーを標準装備するなど内外装を変更。カメラやレーダーで衝突を軽減する機能の検出範囲を拡大するなど安全装備も充実した。消費税込みの価格はヤリスが150万1000円から、ヤリスクロスは190万7000円から。
ヤリスではラジエーターグリルを躍動感のあるデザインに変更。上位グレードの「Zグレード」ではシート表皮に合成皮革を採用した。ヤリスクロスではアッパーグリルをSUVらしいデザインに変更するなどの改良を加えた。
トヨタ子会社で自動車のサブスクリプション(定額制)サービスを手がけるKINTO(キント、名古屋市西区)は、両車両についてキント専用の「Uグレード」を設定した。これまで2023年発売の新型「プリウス」でのみ展開していた、先進安全機能などの後付けができるサービス「KINTOアンリミテッド」の第2弾。消費税込みの価格でヤリスは月額2万3760円から、ヤリスクロスは同2万5740円から提供する。
日刊工業新聞 2024年02月06日