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川崎汽船が3隻発注、省エネバラ積み船の仕様

川崎汽船が3隻発注、省エネバラ積み船の仕様

※イメージ

川崎汽船は日本シップヤード(東京都千代田区)と、同社が次世代型環境対応船として開発・設計したポストパナマックスバラ積み船3隻の建造契約を締結した。同船は最新のエンジンや省エネルギー設備の採用などにより、エネルギー効率設計指標(EEDI)基準比で40%の二酸化炭素(CO2)排出効率削減を見込む。環境負荷の低いメタノール燃料への転換を想定して設計した“メタノールレディ”船となる。

載貨重量トン数は9万2000トンで、全長約229メートル、型幅約38メートル、型深約19・65メートル、満載喫水約14・2メートル。日本の石炭火力発電所向けの電力炭輸送に最適設計された既存の幅広浅喫水のポストパナマックス「コロナシリーズ」を踏襲する。

日刊工業新聞 2024年01月22日

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