関西マンション史上最高額、25億円タワマン発売の積水ハウス社長が語ったこと
積水ハウスや三菱地所など9社は、JR大阪駅北側のうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」で富裕層向け分譲マンションを2024年2月に発売すると発表した。同エリア初の分譲マンションで、最上階の販売価格は25億円と関西のマンションとして史上最高額という。名称は「グラングリーン大阪 ザ・ノース・レジデンス」。
全邸宅に家庭用燃料電池「エネファーム・タイプS」を設置し、非常用発電機と組み合わせ、停電時に電力を融通し合うシステムを国内で初めて導入する。車を専用エレベーターで邸宅まで運び込むカーギャラリーも備える。地上46階建てで総戸数484戸。25年12月完成、26年3月に入居開始となる予定。売り主の幹事社である積水ハウスの仲井嘉浩社長は「(うめきたの)坪単価が上昇し、大阪のポテンシャルが上がってきた。非常にラグジュアリーな空間を提供する」と説明した。
グラングリーン大阪は「北街区」「うめきた公園」「南街区」の3エリアに分かれ、北街区に分譲マンション、ホテル、中核機能施設などを建設中。24年9月に先行でまちびらきをし、27年春に全面開業する予定。
日刊工業新聞 2023年10月13日