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14年ぶりの低水準続く…エチレン生産、設備稼働率80%割れ

石油化学工業協会(石化協)が発表した7月の国内エチレン製造プラントの稼働率は前年同月比13・5ポイント減の76・5%だった。6月の77・1%に続き2カ月連続の80%割れとなった。リーマン・ショック後の2009年以来、14年ぶりの低水準が続く状態となっている。

また22年8月から12カ月連続で、好不況の目安となる稼働率90%を下回った。7月は定期修理のプラントがなく、中国経済の停滞や物価高による国内の個人消費の伸び悩みなどが引き続き影響しているとみられる。7月の国内エチレン生産量は同15・0%減の41万1100トンだった。

主要4樹脂についても、生産と輸出を含む出荷が前年同月比でマイナスとなった。


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日刊工業新聞 2023年08月25日

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