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洗濯機は最高水準…白物家電の国内出荷額が増加した背景

洗濯機は最高水準…白物家電の国内出荷額が増加した背景

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日本電機工業会(JEMA)が24日に発表した6月の白物家電の国内出荷額は、前年同月比3・1%増の2778億円と2カ月連続で増加した。製品価格の上昇や、中国・上海でロックダウン(都市封鎖)が発生した影響が残り、2022年6月の出荷が低調だったことが背景にあるとJEMAは分析する。

白物家電国内出荷額

23年5月から引き続き、洗濯機の出荷額は最高水準が続く。洗濯機の出荷額は、同42・4%増の385億円を記録し、6月単月として1986年6月以来最高額となった。出荷数量も、同26・3%増の39万台で3カ月連続で増えた。

洗濯機のうち、洗濯乾燥機の出荷額は同49%増の217億円。出荷数量は同49・2%増の12万6000台で、ドラム式が約7割を占めている。洗濯機が好調な理由についてJEMAは、ロックダウンで出荷が低調だった反動や、高付加価値品への人気の継続があると推測する。

また、民生用電気機器全体の出荷額に占める割合が大きいエアコンは、同1・4%減の1157億円と2カ月ぶりに減少した。出荷数量でも、同5・8%減の128万3000台で2カ月ぶりにマイナスに転じた。

さらに、冷蔵庫の出荷額は同3・6%減の444億円で5カ月連続の減少。出荷数量も同9・2%減の33万8000台で8カ月連続で減少した。5月には新型コロナウイルス感染症が「5類」に分類され、外出機会の増加やサービス消費への移行が進んだことが背景にあるとみられる。


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日刊工業新聞 2023年月7月25日

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