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デンソーなど共同輸送実証、カギは「荷台分離トラック」

デンソーなど共同輸送実証、カギは「荷台分離トラック」

荷台を分離できる「スワップボディコンテナ車両」でのコンテナ交換

デンソーやアスクルなど7社は14日まで、関東・関西間で共同幹線輸送の実証試験を行う。荷台を分離できるトラックを使い、物流経路上に設置した中継拠点で別のトラックへの積み替えを実施。運転手による荷物の積み降ろしや長時間労働などの負荷軽減を図る。働き方改革による残業規制強化に伴い人手不足が生じる「2024年問題」への対応策につなげる。

このほか実証にはエレコム、タカラスタンダード、三井倉庫ロジスティクス(東京都中央区)、安田運輸(横浜市神奈川区)、大和ハウス工業が参画する。アスクルや安田運輸の物流拠点で異業種の荷物を混載し、浜松市と埼玉県坂戸市に設置した中継拠点でコンテナを分離、目的地に応じて別の運送会社のトラックに積み替えて運ぶ。荷物の積み降ろしは物流事業者が担う。

実証では荷台を分離できる「スワップボディコンテナ車両」9台を使い、1日当たり6便を運行する計画。スケジュールに沿った運行や、順調な荷台着脱作業ができるかなどを検証する。荷物の仕向け地や種類などは、2次元コード「QRコード」で識別する。(名古屋)


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日刊工業新聞 2023年月7月11日

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