夏休みの旅、アジアが人気…1位は?
阪急交通社(大阪市北区、酒井淳社長)がまとめた15日―8月31日出発の夏休みの旅行予約状況によると、予約人数による旅行先ランキングで海外は台湾、国内は近畿と近場が1位になった。渡航制限が解除された海外旅行では日本発着クルーズがコロナ禍前の2019年の2・2倍となるなどでアジアが上位にきている。国内は花火や夏祭りを鑑賞するツアーの予約がコロナ禍前の1・2―1・7倍と伸び、国内クルーズも夏祭りや花火開催地を巡るものが好調。
海外のアジア以外では、アルプスを訪ねる周遊型旅行が人気のスイスを中心にヨーロッパが選ばれている。
国内では自然志向の高まりでハイキングツアーもコロナ禍前の1・8倍と増えている。旅行出発日ではお盆休みを避けた前半が多く、混雑のピークを避ける傾向にある。
日刊工業新聞 2023年07月05日