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AIで被写体検出…富士フイルムが投入、軽量ミラーレスの性能

AIで被写体検出…富士フイルムが投入、軽量ミラーレスの性能

最新機種「FUJIFILM X―S20」

富士フイルムは35ミリフルサイズセンサーより小さいAPS―Cサイズセンサーを搭載するミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」の最新機種「FUJIFILM X―S20=写真」を29日に発売する。大容量バッテリーを新たに採用したことで、従来機「X―S10」と比べ2倍以上の約800枚を撮影可能とした。カメラ本体の想定価格は消費税抜きで18万6000円前後。

約2610万画素のセンサーと高速画像処理エンジンの搭載により、高画質での撮影ができるほか、ディープラーニング(深層学習)技術を用いて開発した被写体検出オートフォーカス(AF)を搭載。昆虫や飛行ロボット(ドローン)も人工知能(AI)で検出できる。

また「X―Sシリーズ」の特徴である大型のグリップによって握りやすくしたことに加え、重さを約491グラムに抑えたことで、持ち運びを容易にした。

Xシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ XF8mmF3・5 R WR」も29日に発売する。焦点距離が8ミリメートル。超広角での撮影ができるため、自然風景や建築物の撮影など幅広い場面で使える。


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日刊工業新聞 2023年月6月13日

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