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トヨタ向けシート骨格機構部品を生産、トヨタ紡織の新子会社が始動

トヨタ向けシート骨格機構部品を生産、トヨタ紡織の新子会社が始動

シロキ工業の名古屋工場をトヨタ紡織に移管し、トヨタ紡織広瀬として稼働した

トヨタ紡織は、子会社のトヨタ紡織広瀬(愛知県豊田市、星原直明社長)を1日に立ち上げた。2022年6月にアイシン子会社のシロキ工業(現アイシンシロキ、愛知県豊川市)から工場と自動車用シート骨格機構部品の生産を移管することを公表済みで、今回の立ち上げに当たり代表者や出資比率を明らかにした。

シロキ工業の名古屋工場を分社、新会社化し、1日にトヨタ紡織広瀬として稼働を始めた。シートの角度調整や保持をする部品のシートリクライナなどを生産する。出資比率はトヨタ紡織が80%、アイシンシロキが20%。資本金は4億円。従業員は926人。3日にはオープニングセレモニーを実施した。

トヨタ自動車グループでは15年からトヨタ向けシート骨格機構部品の開発・生産機能をトヨタ紡織に順次移管している。


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日刊工業新聞 2023年04月05日

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