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パナソニックの販売好調な「可搬型バッテリー」の特徴

パナソニックの可搬型バッテリー「e―block(イーブロック)」の販売が好調だ。電源のない場所で電機製品を使用するためのバッテリーで、ノートパソコンの場合、バッテリー1台で約5時間駆動。充放電器とバッテリー部分を分離でき、場所を問わずに利用できるのが特徴だ。

同社が無料貸し出しを実施した際のアンケートでは約79%が「利便性を感じた」と回答。2021年5月の発売後、大学の図書館など共用スペースや店舗商品棚の照明、工場・倉庫といったさまざまな場所で使われ、順調に導入数を伸ばしている。

イーブロック1台の蓄電容量は304ワット時で、重さは約3キログラム。卓上で1台だけ充電したり、3台同時に充電できる専用充電器を四つ置きにして12台ストックしたりと、用途に応じて設置方法を選べる。「自分の好きな場所で好きな時に必要なデバイスを使って仕事ができる」と、コワーキングスペース運営事業者は評価する。


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日刊工業新聞2023年2月20日

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