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商船三井がLNGフェリー燃料供給で2社と協定

商船三井がLNGフェリー燃料供給で2社と協定

LNG燃料供給のイメージ

商船三井は石油資源開発、北海道ガスとの間で2025年就航の液化天然ガス(LNG)を燃料とするフェリー2隻に対する燃料供給の基本協定書を締結した。茨城県の大洗港と北海道の苫小牧港を結ぶフェリーで、大洗港では石油資源開発、苫小牧港では北海道ガスがそれぞれLNG燃料を供給する。

フェリーは商船三井子会社の商船三井フェリー(東京都千代田区)が運航する。停泊した船舶に対して岸壁に配置したタンクローリーからLNGを供給する。スキッドという導管装置を用いて船舶とタンクローリー4台を同時に接続し、燃料を効率的に供給する。

LNG燃料は従来の燃料油に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を3割程度抑えられる。商船三井は別に大阪-別府航路に投入する2隻のLNGフェリーを建造しており、1番船は13日に運航する。

日刊工業新聞 2023年01月12日

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