ミニショベルに装着できる、小型・軽量化した新型「草刈り機」の機能
三陽機器(岡山県里庄町、守安利文社長)は、ミニショベルに装着する草刈り機の最小タイプを2023年2月に発売する。機体重量2―3トンの小型機に装着できるよう小型・軽量化した。価格は消費税込みで110万円。年間300台の販売を目指す。
発売する「HKM―700PS=写真」は刈り幅700ミリメートル。ミニショベルの油圧を使って刈り刃を回転させ、回転方向は手動レバーで切り替えられる。刈り刃は2条らせん形状に配列し、効率を高めた。
これまで刈り幅900ミリ、1000ミリ、1200ミリメートルをそろえてきた。装着できるミニショベルは最小で機体重量3トンだった。より小型の機械で使いたいというニーズが強く、製品化に踏み切った。
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日刊工業新聞 2022年12月28日