マツダが「CX-8」刷新、追加した新車種とは?
マツダは、3列シートのクロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―8=写真」を大幅に改良し、12月下旬に発売する。コロナ禍でのライフスタイルの変化に応じ、ファミリー向けの特別仕様車やスポーティーな新車種などを追加した。消費税込みの価格は299万4200―505万8900円。月1500台の販売を計画する。
フロントグリルやリアバンパーなど外装を最新デザインに一新。2、3列目の乗り心地を改善させ、後部追突時における3列目の安全性を高めた。
家族でアウトドアを楽しめる4輪駆動(4WD)の特別仕様車「グランドジャーニー」や、上質さとスポーティーさを融合した新車種「スポーツアピアランス」を追加。従来の最上位機種「エクスクルーシブモード」では内外装の質感をさらに上げた。
CX―8は2017年12月にSUVの国内向け最上位車種として発売。改良は馬力や利便性を向上した20年12月以来2年ぶり。発売から5年経過し、2回目の車検を見据え、ユーザーの同車種への買い替えや新規顧客の獲得を目指す。
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日刊工業新聞 2022年11月04日