サントリーは、登美の丘ワイナリー（山梨県甲斐市）をリニューアルし、オープニングセレモニーを開催した。セレモニーには長崎幸太郎山梨県知事などが参加し、テープカットを行った。リニューアルでは約５億円を投じ、ブドウ畑を一望できるテラスやセミナールームを開設。主にワイナリーツアーの施設を拡充した。

長崎知事は「地域活性化とブランドを発信する力強いパートナーができた」とリニューアルを歓迎した。９日から開催するワイナリーツアーは内容を充実させ、新たに１０００―５０００円の参加費を設けた。サントリーでは２０２３年に８万人の集客を目指す。

吉雄敬子ワインカンパニー社長は「日本ワインの本質的な価値を伝え、ワインと時間を楽しむ場所にしたい」と述べた。