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「アルファード」などで実証、トヨタが運転履歴で機能更新の提案

トヨタ自動車と、傘下で自動車のサブスクリプション(定額制)サービスなどを手がけるKINTO(名古屋市西区)は、インターネット経由で個人の運転履歴を診断し、その結果を基に機能更新メニューを個別提案する実証試験を始めた。販売後の車を対象にしたサービスの拡充を狙う。

対象は2020年1月以降に発売されたミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」のハイブリッド車(HV)ユーザーで、トヨタのコネクテッドサービス「T―コネクト」に加入していることが条件。定員は先着100人で、8日正午から2カ月間募集する。

車両に蓄積された過去1―2カ月分の走行データからブレーキやアクセル、ステアリングの操作などを診断。申し込みから10日以内に診断リポートと、ハードウエアやソフトウエアなど、安全安心や快適な乗車につながる個別の機能更新提案をメールで送る。利用状況などを判断した上で、事業化を検討する。

日刊工業新聞2022年7月8日

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