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ホンダがコンパクトミニバン「フリード」改良、その内容は?

ホンダは、コンパクトミニバン「フリード=写真」を一部改良し発売した。運転席、助手席のシートヒーターやロールサンシェードを標準装備とし、シート表皮には撥水(はっすい)撥油加工を施した素材「ファブテクト」を新たに採用した。ボディーカラーには、「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」など3色を追加した。消費税込みの価格は227万5900円から。

より引き締まったデザインの特別仕様車「ブラックスタイル」も設定した。内外装ともに黒をアクセントにし、上質で洗練されたスタイルを目指した。

フリードは小型ながら室内空間が広く、多彩なシートアレンジを可能にした。現在展開しているのは2016年に全面改良した2代目。19年には安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全タイプに標準装備するなどの一部改良を行った。

日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、フリードの21年度の販売台数は前期比0・4%増の7万3661台。ホンダの登録車では最多だった。


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日刊工業新聞2022年6月24日

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