ホンダが「教習所向け大型2輪」投入、その特徴は?
ホンダは、自動車教習所専用モデルの大型2輪車「NC750L=写真」2機種を7月21日に発売する。教習時に頻繁に使用する極低速域、低中速域の操作性に配慮したのが特徴。転倒時の衝撃を軽減するバンパーや、教習生の運転状況を指導員に伝えるための表示ランプを装備した。
消費税込みの価格は、手動変速機(MT)教習車仕様が110万円、自動変速機(AT)教習車仕様が121万円。国内販売計画台数は合計で年間300台としている。
排気量745ccの直列2気筒エンジンを搭載した市販スポーツモデル2輪車「NC750X」をベースに開発。2輪車市場の活性化に役立てる考えだ。色は、夜間の教習時にも挙動を確認しやすい「パールグレアホワイト」1色の設定とした。
日刊工業新聞 2022年6月16日