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星野リゾートが大阪に開業する都市観光ホテルの魅力

星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は19日、大阪市浪速区に22日に開業する都市観光ホテル「OMO(おも)7大阪by星野リゾート=写真」の内覧会を開いた。JRと南海の新今宮駅の近接地に14階建てのホテル棟とガーデンスペースを備え、観光交流拠点としてにぎわい創出を図る。星野社長は「大阪は観光客が多く、都市観光の期待に応えたい。インバウンド(訪日外国人)は大阪・関西万博に向かって戻す」と説明した。

おも7はフルサービスホテルを表す。客室は8タイプで計436室。大きなテーブルとソファのあるスイートルーム、2面窓があるツインルーム、ロフトタイプやキッチン付きなどがある。一部客室は大阪の観光地を描いたボードを備える。

大阪の郷土料理をアレンジした食事を提供し、ガイドツアーなどのイベントを開く。「利用客との対話でサービス内容を変化させる」(星野社長)という。

日刊工業新聞2022年4月20日

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