「社長が選ぶ今年の社長」はトヨタ社長。初のトップ10入りは2人、理由は何だ!?
産業能率大学は、年末恒例の調査「社長が選ぶ今年の社長」の結果を公表した。2020年はトヨタ自動車の豊田章男社長が5年ぶりに1位に返り咲き、前回調査まで4年連続1位のソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は2位となった。豊田氏は回答者全年代を通じ最多得票を獲得。コロナ禍でも業績見通しを上方修正したほか未来志向の経営理念が評価された。
3位はアイリスオーヤマの大山晃弘社長(前回4位)、4位はワークマンの小浜英之社長(同3位)。5位は日本電産の永守重信会長CEO(最高経営責任者、同6位)とニトリホールディングスの似鳥昭雄会長(同18位)が同得票で並んだ。
以下、7位はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、8位が任天堂の古川俊太郎社長、9位がソニーの吉田憲一郎会長兼社長CEO、10位が星野リゾートの星野佳路代表の順。古川氏と星野氏は初のトップ10入り。
この調査はインターネットを使い11月下旬、従業員6人以上を雇用する経営者723人を対象に実施。20年において社長、会長、CEOなど最も優れていると思う経営者1人を自由記述してもらう形式で、555人から有効回答を得た。
日刊工業新聞2020年12月11日