航空自衛隊 F-15J戦闘機(イメージ)
防衛省がまとめた2021年度の航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)回数は1004回と1000回を超え、16年度の1168回に次ぐ2番目の多さとなった。20年度の725回から4割近くの大幅増になった。中国軍機の回数が722回と20年度の458回に比べ6割近く増え、大幅増の主因になっている。
飛行ロボット(ドローン)や、空母から発進した艦載機の案件が増加した。台湾や南西諸島付近の緊張が高まる中、空自は人数、機体の双方で厳しい対応を迫られている。