樹脂フィルムロス再資源化するペレット再生装置の実力
マルヤス(愛媛県新居浜市、野村俊夫社長)は、樹脂フィルムのロス材料を再資源化するペレット再生装置「ecoペレGP2」を発売した。非加熱再生方式であるため材料の劣化を抑えられるのが特徴。消費税抜きの価格は800万円から。初年度は30台、中期的には年間50台の販売を目指す。
同装置は圧縮とひねりを用いてペレット化する仕組み。材料の熱劣化がなく、材料物性を維持できる。また丸みを帯びた形状であるため、バージンペレットとも安定して混合できるという。
同社では海外販売も視野に入れており、数年かけ市場調査を行うことを検討している。
日刊工業新聞2022年4月4日