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電車内の忘れ物は再流通させます!東急とブックオフが実証開始

東急やブックオフグループホールディングスなどは、東急線の駅や車内など、鉄道施設での忘れ物をリユース(再使用)する実証実験を始めた。法的に保管期間が過ぎ、東急電鉄が所有権を取得したものを、ブックオフを通じてリユース品として再流通させる。実証実験は3月までを予定する。

持ち主が見つからず法的に保管期間が過ぎた忘れ物は廃棄物として処理している。今回、ブックオフの店舗網を活用して再流通・再資源化させ、環境負荷低減効果を調べる。

実証実験を通じて東急電鉄が得た収益は、再生可能エネルギー100%で走行する世田谷線や「SDGsトレイン」の電力購入など、環境配慮の取り組みに活用していく。

日刊工業新聞2022年1月7日

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