セイコーが東京銀座・和光本館を100%再エネに
セイコーホールディングス(HD)は、東京・銀座の和光本館で再生可能エネルギーを導入する。セイコーHDのグループ会社である和光(東京都中央区)が、芙蓉総合リースと再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)由来の非化石証書の提供に関する協定書を締結した。3月から再生可能エネルギー電気を利用する。
和光は、芙蓉リースグループが運営する浪江酒井第一太陽光発電所(福島県浪江町)で発電した二酸化炭素(CO2)排出ゼロの電力について、環境価値を裏付けとしたFIT非化石証書を購入する。これにより和光本館で使用する電力を実質的に全て再生可能エネルギー化する。セイコーHDは、再生可能エネの活用などの取り組みを進め、持続可能な社会の実現に貢献する。
日刊工業新聞2022年2月7日