日本のレーザー核融合スタートアップが資金調達

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レーザー光を使った核融合の商用化を目指す

レーザー核融合商用炉を開発するスタートアップ、EX-Fusion(エクスフュージョン、大阪市中央区)は第三者割当増資を実施しベンチャーキャピタル(VC)のANRI(東京都渋谷区)から1億円の資金調達を行った。調達した資金を使い、レーザー核融合商用炉に必要とされるターゲット連続供給装置とレーザー光の照準装置を開発する。同社は繰り返し、安定的にプラズマ状態を作り出すことを目指す。

核融合発電は太陽のエネルギー運動を再現したシステム。重水素と三重水素をプラズマ状態でぶつけ、生じた熱で発電する。二酸化炭素(CO2)を排出せず発電を行えることから次世代エネルギーと期待される。

レーザー核融合では、重水素と三重水素を充てんした燃料にレーザー光を照射し、圧縮することで核融合反応を起こす。国際プロジェクト「ITER(イーター)」は磁場閉じ込めと呼ばれ、方式が異なる。

レーザー核融合にも複数の方式があるが、大阪大学レーザー科学研究所ではレーザー光により圧縮した燃料を高強度のレーザー光で加熱することでエネルギーを生み出す「高速点火」方式を研究する。エクスフュージョンは大阪大学レーザー科学研究所と光産業創成大学院大学の研究者によって設立。同社は高速点火方式での商用炉の実現を目指す。

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核融合

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