ビル・ゲイツやグーグルが出資、米MIT発の核融合ベンチャーの正体

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米CFSがMITと共同開発した核融合炉向け超電導磁石(CFS提供)

米マサチューセッツ工科大学(MIT)発の核融合ベンチャー、コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS、マサチューセッツ州)は、シリーズBの資金調達ラウンドで18億ドル(約2050億円)以上の資金を調達した。2021年、建設に着手した核融合実験炉「SPARC(スパーク)」の実証運転とそれに続く商業炉の設計開発および用地選定に向けて大きく前進することになる。

同社は18年に設立した。9月にはトカマク型プラズマ熱核融合炉向けにMITと共同開発した高温超電導磁石で、20テスラという同分野で世界最高レベルの磁場強度発生に成功した。25年にSPARCで核融合発電の商業化にめどをつけ、30年代初頭に商業用核融合炉「ARC(アーク)」の完成を目指している。

今回の資金調達によりCFSの累計調達額は20億ドルを突破。シリーズBには、以前からの出資者であるイタリアのエネルギー大手エニ(Eni)などのほか、新たにマイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏やグーグルも加わった。

日刊工業新聞2021年12月3日

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