橋梁の大規模更新を省力化する、三井住友建設が床版工事向けに新工法

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架設機を使った三井住友建設の床版取替作業

三井住友建設は橋梁の大規模更新や改修など床版工事向けに新たな床版取替工法を開発した。架設機を使うことで、従来の合成桁橋(床版と主桁の一体構造)で必要だった鋼桁または大型クレーンを配置する橋端部の補強を不要にした。またこの工法を中国自動車道の床版取替工事の一部に初適用した。今回の施工実績を基に改良を重ねて適用範囲を広げ、積極的に現場に導入し、床版改修工事の省力化、省人化につなげる。

新工法で使われる架設機は、架設桁と橋の両端部に設置した支持材から成る。架設桁は支持材の上部に設けた横行レールで移動し、架設桁に設置した床版吊り装置を作業場所まで移動させて床版を撤去、架設する。架設機の重量が鋼桁にかからず、架設機の支持材の設置位置を橋端部の強度が高い位置とし、鋼桁や橋端部の構造物の補強を不要にした。

通常、合成桁橋の床版取替は橋の端部に大型クレーンを置いて作業し、施工の前にクレーンを置く鋼桁を補強したり、橋端部の構造物を補強したりする必要があり課題となっていた。

日刊工業新聞2022年1月19日

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三井住友建設

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