コロナを99.9%不活化、日本触媒などが開発した「抗ウイルスコート材」の仕組み

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ヒトコロナウイルスの99・9%以上を不活化することを確認した

日本触媒は大阪大学大学院工学研究科と、細菌やウイルスの不活化が可能な「一重項酸素」を長期に生成するコーティング材料を開発した。開発品は抗菌・抗ウイルス効果を発現する「フタロシアニン金属錯体」と、接着機能を発現する「酢酸セルロース」からなる。衛生対策が必要な用途で、幅広く利用を見込む。

同社が2017年、阪大院工学研究科に設置した「日本触媒協働研究所」で開発。フタロシアニンの構造を最適化することで、酢酸セルロースへの分散性が高く、長期に一重項酸素を生成するフタロシアニン金属錯体を開発した。

開発品をコーティングしたPMMA(アクリル樹脂)板をISOに規定する試験方法で評価したところ、ヒトコロナウイルスの99・9%以上が不活化したことを確認した。

日刊工業新聞2022年1月18日

キーワード
大阪大学 細菌 日本触媒

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