「アウディ」EVの日本販売台数を25年に35%へ、社長が語った意気込み
フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、愛知県豊橋市、マティアス・シェーパース社長)は、傘下の「アウディ」ブランドの国内販売台数で、電気自動車(EV)の比率を2025年に35%に高める方針を明らかにした。21年の同比率は1・5%だった。会見したシェーパース社長は「25年にはEVを1万台以上を販売する準備をしている。大きな目標だがチャレンジし、日本におけるプレミアムEVブランドのナンバー1を確立する」と話した。
また17日、アウディのEVで初となる小型スポーツ多目的車(SUV)「Q4 eトロン」「Q4 スポーツバック eトロン」を秋以降に投入すると発表した。充電1回当たり走行距離は516キロメートル、消費税込み価格は599万円から。EVシリーズの第3弾で、EVのモデル数は計6となる。24年までに15モデル以上を投入する方針だ。
VGJは1日にアウディジャパンを吸収合併した。
日刊工業新聞2022年1月18日