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音で探せるクレカが誕生した!三井住友カードがソフトバンク子会社と開発

三井住友カードはソフトバンク子会社のSB C&S(東京都港区)と、音が鳴って探せるクレジットカードを共同開発した。2022年1月中旬以降に発行する。探し物用の製品「Tile(タイル)」をクレカに搭載した。スマートフォンと近距離無線通信「ブルートゥース」で接続し、スマホを操作するとクレカの音が鳴る。

タイルの販売代理店のSB C&Sと提携したことで、新クレカが実現した。ブルートゥースで接続してスマホのアプリケーション(応用ソフト)を操作すると、クレカの音が鳴る。反対に、スマホも探せる。クレカにスイッチがあり、押すとスマホが鳴る。

クレカを紛失した場合も、スマホとの接続が切れた場所をアプリで確認できるため、探しやすい。

サイズは通常のクレカと同じ。バッテリーを内蔵しており、フル充電で最長半年間利用できる。

初回は1500枚発行し、抽選受け付けを始めた。申し込み多数の場合、追加発行も検討する。手数料は5500円(消費税込み)で、年会費は2年目以降1375円(同)。ブランドはビザのみ。

日刊工業新聞2021年12月21日

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