ユニット結成も、「製作できる」身長14cmのアイドルロボが面白い
スピーシーズ(東京都三鷹市、春日知昭社長)は、身長14センチメートルのロボットアイドル開発キット「MOFI7―Nano=イメージ」の予約受け付けを12月に始める。価格は10万円以下に抑える予定。11自由度を持ち、パソコンやスマートフォンにより操作が可能。ボディーや衣装を替えることでアイドルや格闘家、有名人といった自分好みの卓上ロボットが製作できる。フィギュアクリエイターやアニメクリエイターら向けに年100台程度の売り上げを見込む。
オルゴールの箱のような台座にロボットが乗り、利用者の設定に合わせて身ぶりやダンスをする。11自由度を持つため、激しい身の動きもこなせ、複数台そろえてアイドルグループのようにユニットを組んで踊らせたりできる。
同社は等身大のアイドルロボットや、身長40センチメートルのスマートフィギュアを発売済み。40センチメートルより小型な卓上版を発売することで「コミュニケーションロボットの世界を、さまざまなクリエイターと共創して広げたい」(春日社長)としている。
日刊工業新聞2021年10月21日