中国の攻勢に対抗。コマツが東南アジア市場で投入した新油圧ショベルの実力

  • 2
  • 3

コマツは、東南アジア市場向けに20トン油圧ショベル「PC200―10M0=写真」を発売した。エンジンを6気筒から4気筒にするなど都市土木の作業に特化することで、本体価格を従来機「PC210―10M0」より約15%引き下げ、低燃費化も実現した。

コマツは2022年3月期の建設機械・車両事業の東南アジア市場向け売上高で、前期比73・2%増の2404億円の目標を掲げている。中国の三一重工などが低価格機を発売し攻勢をかけており、コマツはPC200と同210の2モデルラインで対抗する。

インドネシアとタイを皮切りに導入を進め、順次拡大を目指す。標準シリーズのPC210と同様の各種センサーを搭載し、同等の延長保証(最大5年1万時間)を適用するなどで中国メーカーなどの低価格機と差別化する。

キーコンポーネントを内製化している強みを生かし、モニタリング技術を活用した故障予知・寿命予測サービスを提供。宅地開発や道路工事関係の需要を見込む。


【関連記事】 建設会社・建機メーカーが大注目する異色のレンタル会社

日刊工業新聞2021年7月27日

キーワード
コマツ 油圧ショベル

関連する記事はこちら

特集