ＡＮＡホールディングス発スタートアップのａｖａｔａｒｉｎ（アバターイン、東京都中央区、深堀昂最高経営責任者〈ＣＥＯ〉）は、遠く離れた場所にある分身ロボット（アバター）を操作し、その場にいるかのように瞬間移動体験ができるサービス「アバターイン」のベータ版を今秋に提供すると発表した。

ユーザーはアバターインのプラットフォーム（基盤）から行きたい施設を検索・予約。訪問先に設置した遠隔操作ロボット「ニューミー」を即時に操作し、自分のタイミングで見る、話す、歩くことができる。

主に美術館や水族館、百貨店、個人商店などでの使用を想定する。法人向け「パブリックプラン」の消費税抜きの月額料金は６万９８００円。

会見した深堀ＣＥＯは「今の瞬間を実際に動き回って楽しめるサービスだ」と語った。