アイデアを持ち寄って価値創出!日立プラントサービスが顧客との協創拠点を開設

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東京都板橋区に開設した「環境イノベーションセンタ」のバイオクリーンルーム

日立プラントサービス(東京都豊島区、岡野邦彦社長)は、空調や産業プラント、水処理設備の顧客との協創拠点「環境イノベーションセンタ」を都内に開設した。顧客や社会の抱える課題が多様化する中で、アイデアなどを持ち寄って議論・実験を行う場が求められる。オープンイノベーションを推進し、新たな価値創造を目指す。

東京都板橋区に新設した環境イノベーションセンタは地上4階建てで、延べ床面積が約2637平方メートル。主な役割は、顧客との連携によるアイデア創生から仮説検証、試作・デモンストレーションまでを担う。

設備としては医薬・医療向けのバイオクリーンルームや医薬プラント実験室、細胞調整施設(CPF)顧客との情報共有用仮想現実(VR)機器を備える。ほかに、空調・環境実験室やデータセンター空調検証室なども導入した。

コミュニケーションスペースを多く用意。日立製作所グループのデジタル技術を生かし、エネルギー・施設管理システムのデモなどを通じてデータ利活用を議論する。

同センタは自社の技術開発にも活用して、自動墨出しロボットや複合現実(MR)システムなどのデジタル施工技術に磨きをかける。

常駐者は水処理設備提案のために排水などの分析・実験要員が約10人おり、他は顧客の来訪や開発プロジェクトごとに適宜使う仕組みだ。

日立プラントサービスは工場・設備の設計や施工に強みを持つ。もともと同様の施設を日立製作所グループの他の拠点内に構えていたが、その閉鎖に伴って新たな拠点開設に至った。

日刊工業新聞2021年5月28日

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