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「水陸両用無人運転技術」開発でローカル5G実証!

「水陸両用無人運転技術」開発でローカル5G実証!

エイビットが開発したローカル5G検証機。高解像度映像や自動運転車両兼船舶のデータをリアルタイムで伝送する

埼玉工業大学(埼玉県深谷市)、ITbookホールディングス(HD、東京都中央区)、エイビット(同八王子市)は共同で、水陸両用無人運転技術の開発でローカル5G(第5世代通信)を導入し、同大キャンパス内で実証を始めた。ローカル5Gを大学のキャンパス内で実験試験用に導入する例は、国内でもまだ少ないという。

ITbookHDが「ローカル5G用無線局」の実験試験局免許を取得し、エイビットがローカル5G検証機を開発した。高解像度映像に加え、自動運転車両兼船舶のデータをリアルタイムで伝送。車両を監視・制御し、ローカル5Gによる遠隔操作の有効性を検証する。

群馬県長野原町の八ッ場ダム周辺でも、水陸両用無人運転・運行の技術開発で同様の実証を行う予定。

これらの実証は日本財団の「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に採択された、ITbookHDを代表とする水陸両用無人運転技術開発の一環。

日刊工業新聞2021年2月17日

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