客船「飛鳥Ⅱ」が変わる!
日本郵船、来年工事実施
日本郵船は、2020年1月に、客船「飛鳥Ⅱ」のリニューアル工事を実施すると発表した。就航30年を迎え、06年以来、2度目のリニューアルに取り組む。シンガポールのドック「センブコープ・マリン」で、1月中旬から45日間の工期を予定する。工事費用は数十億円規模を見込んでおり、リニューアル後も10年程度の運航を計画している。
リニューアル工事では20年1月に強化される環境規制に対応するため、排ガス脱硫装置(SOxスクラバー)を搭載。露天風呂や和洋室の客室、ブックラウンジの新設、レストランの改装などを計画している。船内の無線LAN環境構築や客室へのビデオオンデマンド導入といったサービス面の拡充も進める。
飛鳥Ⅱはグループの郵船クルーズ(横浜市西区)が運航する、横浜港が母港の日本船籍としては最大の客船。客室数は436室で総トン数は約5万トン。
リニューアル工事では20年1月に強化される環境規制に対応するため、排ガス脱硫装置(SOxスクラバー)を搭載。露天風呂や和洋室の客室、ブックラウンジの新設、レストランの改装などを計画している。船内の無線LAN環境構築や客室へのビデオオンデマンド導入といったサービス面の拡充も進める。
飛鳥Ⅱはグループの郵船クルーズ(横浜市西区)が運航する、横浜港が母港の日本船籍としては最大の客船。客室数は436室で総トン数は約5万トン。
日刊工業新聞2019年5月16日